The PEAKSにはじめてエントリーする方へ

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〜The PEAKSは一般的なロングライドイベントとは全く違うイベントです。
The PEAKSにはじめてエントリーする方は、必ずエントリー前に以下の内容を読んでご理解の上、エントリーしてください。(重要)
The PEAKSは既存のサイクルイベントに満足できずに、「完走できるかどうかも分からない、痺れるくらい刺激的で興奮するチャレンジイベントがあれば出てみたいけど、そんなイベントは待っていても誰もやってくれないだろう。だから自分達でイベントを作るしかない!」そんな思いを持った皆さんと同じサイクリストによる、サイクリストのためのイベントです。

日本最強の山岳ロングライドチャレンジイベントとして、今後もより自由にコース設定することを可能にするため、「自己責任の個人サイクリング」を基本的な考え方としたイベントとして開催します(ブルベの考え方とほぼ同じです)〜

※ブルベはフランス語で「認定」を意味し、制限時間内に決められたコースの完走を目指す長距離サイクリングです。公道を交通ルールにのっとって走る任意の走行会であるため、交通規制や途中でのコース案内などは一切行いません。

「そのわりには参加費が高い」と思う方がいるかも知れません。
しかしThe PEAKSではエイドステーションでの補給や運営管理スタッフの体制面では、ブルベとは全く違う準備がなされています。
コンビニすらもない山岳地帯のコースが多いThe PEAKSではある程度の距離ごとにエイドステーションを設けて、水や飲料、フルーツ、パンやおにぎり、スナックなどの補給飲食をご提供しています。さらに場所によってはランチ的な食料を提供する場所もあるなど、補給に関してはブルベとは全く違っています。

もちろん一般的なロングライドイベントのように、毎回同じ開催地で10倍近い参加者を集めて行うイベントと、同じようにふんだんに郷土料理や特産品などを用意してじっくり味わってもらうようなことはできませんし、するつもりもありません。

毎回開催地やコースを変え、一からラウンドを組み立てて準備をし、しかも300名程度の参加者に限定しているイベントなので、正直イベントとしては全く儲かるものではないどころか、開発に関わる人件費も出ていない実情です。

ではなぜそんな割の合わないイベントにこだわるのか。

それは、自分が参加したい興奮できるイベントを作りたいからです。
そうじゃなければ自分が出たい魅力的なイベントは残念ながら今の日本にはないですし、そしてこういうイベントを皆さんにも味わってもらいたいからです。

そのへんのイベントでは満足できないツワモノが、この日のために身体を鍛え、機材を改造したり万全な整備をし、トレーニングを積んで、それでも完走できるかどうかはわからないけど「なんとか完走しよう!」と臨む厳しいイベントだってなければ、スポーツサイクルシーンが面白くないからです。

The PEAKSは完走するかどうか、が問題ではありません。天候、体調、その他諸状況により完走できるかどうかは変わってきます。しかし、このイベントにチャレンジする、というその事自体が「凄い!!」とリスペクトされるような超級の変態ライドイベントを作っていきたい。

そういう意味でThe PEAKSは主催者だけで作れるものではなく、参加者みんなで作っていくものだと思っています。

これこそがThe PEAKSの価値だと思っています。

真の変態坂バカのライダーの皆さん、皆さんの熱いチャレンジスピリットで
ぜひ我々と一緒に「日本最強!最悪!」伝説を作っていきましょう。

The PEAKSプロデューサー
tatts & 4126 (longridefan.com)

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R3-Loser

The PEAKSは一般的なロングライドイベントとは全く考え方の違うライドイベントです。

■何が違うのか?

The PEAKSは、「自己責任/自己対応の個人サイクリング」を基本的な考え方としたイベントです(ブルベの考え方とほぼ同じです)具体的には以下のような点が一般的なロングライドイベントと大きく異なります。

1.コースに案内スタッフの配置や案内看板の設置は一切ありません。

案内なしの状態で、ミスコースしないで走ることも完走に必要なスキルとして要求されます。コース案内がないと走れない方は、The PEAKSの参加者としては不向きですので、一般的なロングライドイベントに出る事をおすすめします。
各ポイントやカットオフタイムなどを記載したコースマップは配布しますが、ミスコースは全て自分の責任になりますので、GPSの装備やコマ図の用意など、コースを正しく走るために必要な準備は「必ず」各自でしてください。
ミスコースしてしまうと、大きく時間をロスしてタイムアウトリタイアの恐れがかなりあります。くれぐれもミスコースに泣かないよう、自己対策を忘れずに。

何度も言いますが、コース案内をしないことを「怠慢だ」とか「不親切だ」と思う方は、The PEAKSには参加しないで、普通のロングライドイベントにご参加ください。

2. バイク機材の整備がちゃんとできない方は参加できません。

The PEAKSは長時間のアップダウンの繰り返しライドです。整備不良の状態で参加することは事故の危険性が非常に高くなるので、必ず本番前に、安全に走行する技術や安全なライドのためのバイクの整備は必ず自己責任で行ってください。自分でちゃんと整備できる方以外はショップ等で整備してもらってください。
特にブレーキ回りの整備は最重要になります。摩耗したブレーキシューでの参加は絶対に避けてください。

また前後ライトとベル、予備チューブ(タイヤ)やパンク修理キットなど必須装備については、事前にサイトで明示しますので、必ず装備&整備してください。
スタート時にバイクをチェックさせていただき、必須装備がない場合には、その時点でリタイアとなります。

当日のメカニックサポートはありません。他のロングライドイベントのように、イベント前日や当日にメカニックサポートにバイクを見てもらうような方は参加できません。現地でのパンク修理やメカトラブルについては全て自己対応していただき、対応できない場合にはリタイアしていただくことになります。
※予備チューブ(チューブラーの場合はタイヤ)は必ず2本以上持ってください。

自転車乗りは自分の命を乗せて走るバイクのメンテナンスは自分でしっかりやるべきだ、というのがThe PEAKSの基本的な考え方ですので、どこかのイベントのように、自転車乗りを対象にしながら、自転車乗りが自分で行う整備を信用せずに、ショップでの整備を義務づけるような酷い車検制度を導入するつもりはありません。
自分でちゃんと整備してくれればいいのです。ただし、自分で整備もできないような方は、お金をかけてショップで整備してもらってください。自分でやればいい、というのと整備しなくてもいい、というのは全く違うので、その点はくれぐれも誤解しないでください。

3. スタート&ゴール地点までは、必ず自分で戻る。これが約束です。

回収車は用意しません。途中カットオフタイムを何カ所かで設け、その時間までに通過できない方は強制リタイアとさせてもらいますが、リタイア後も、ゴール地点までは参加者自身で戻っていただきます。またThe PEAKSではダウンヒルしたあとに登り返すというコースが多くあります。「戻れないのならば進まない」「登れないのならば下らない」ということを肝に銘じてライドしてください。なお、体調や機材トラブルなどで自走で戻れないときのために、交通機関を利用してゴール地点に戻るのに必要な輪行バッグや現金などの用意も忘れずにしてください。

4. 交通法規は必ず遵守し、マナーあるライドをしてください。

The PEAKSは交通規制の一切ない通常の公道でのライドですので、交通法規を遵守することは必須条件となります。またライド中の並走は絶対にしないでください。
キープレフトを徹底し、坂での蛇行、反対車線に膨らんでの走行などは事故の原因となる危険行為ですので、絶対にしないようにしてください。さらに通行する自動車に対して配慮をして、必要に応じて先に行かせるようにするなど、気くばりをしてください。
特に下り坂でのスピードの出し過ぎや、他の参加者の追い越しは非常に危険ですので、充分に注意を払ってライドするとともに、他の参加者への声がけや手信号など、必ず行ってください。(他のライダーを追い越す時には、必ず「右行きます」「右抜きます」というような声がけを忘れずにしてください。)
万一スタッフが危険なライドを見かけた場合には警告を行うか、その場でリタイアとさせてもらう場合がありますので、スタッフの指示に従ってください。
特にグループでの参加の場合、集団で並走したり、下りで仲間同士ではしゃいで競い合ったりして他の参加者の通行の妨げになるような走り方をする人もいますが、そういう方はThe PEAKSには相応しくないので、参加しないようお願いします。

The PEAKSはブルベ同様に「参加者は一切を自力で行わなければならない。コース上では、伴走車やいかなる種類のサポートも許可されない。」という規則が適用になります。特に参加者以外の部外者による伴走や道案内、走行補助、荷物等運搬、バイク機材や消耗品等の提供等、事務局がサポートと見なす行為を受けたことが判明した場合や参加者以外に事務局が提供する補給飲食物を配布するなどの行為があった場合は、当該参加者は失格となり、ただちにリタイアとなります。また走行終了後にその事実が判明した場合は、完走取り消しとなります。

5. 体調不良や怪我への対応も自己対応が原則です。

サポートドクターはいますが、いつでもすぐに現場に駆けつけることはできません。あくまでも原則は「個人サイクリング」として対処し、必要に応じて救急隊への要請を行うなど、ご自身で対応をお願いします。
ハンガーノックや脱水状態、熱中症、低体温症などににならないよう水分、塩分や栄養補給をこまめにしてください。
また天候や開催時期によっては、スタート時や、山や峠の上のほうはかなり寒いこともありますので、必ず防寒装備とレインウェアなどの雨対策を忘れずに用意してください。
様々な天候や気温の変化に臨機応変に対応できるよう、装備は十分に持参するようにしてください。

また疲労や体調不良は、安全なライドをできなくしていきます。自分が思っている以上に、自分の身体は疲労していることを肝に銘じて、無理はしないで、途中でのリタイアを選択し、安全にライドを終了するようにしてください。

6. 補給はマップに記載したエイドステーションで行えます。

The PEAKSのコースはコンビニもない山岳部のコースが主体となります。補給できる箇所が非常に少ないために、マップ上に記載したAS(エイドステーション)ポイントで、サポートカーに搭載した補給飲食物が提供されます。また途中で必ず立ち寄っていただくスタート&ゴール地点などでは、 ランチの用意もありますので、しっかり補給してください。(この点はブルベとは全く違います。)
なお、提供予定の補給飲食物については、後日サイトに情報を掲載しますが、特別なものはありませんので、自分にとって必要なエナジージェル等は各自で用意・携帯してください。

7. トイレの位置を把握してください。

コースによってはエイドステーションに公衆トイレや仮設トイレがない場合もあります。コースマップには、公園などの公衆トイレやコンビニのトイレを借りるなど、利用できるトイレの位置もある程度は記載していますので、それを参考にしてトイレ以外の場所では絶対にしないようにしてください。なおコンビニのトイレは営業時間外には使えませんし、借りる場合には、マナーとして必ず何らかの買い物をしていただくようにお願いします。

8. 完走認定のためのルールを把握してください。

The PEAKSでは完走を認定するために、いくつかのルールがあります。これをクリアしていただかないと完走とはなりませんので、ご注意ください。

★途中のステッカーポイント(ST)ではスタッフから必ず通過チップを受け取ってください。全ての通過チップがないと完走と認めらません。ステッカーポイントでは時間外にはステッカーは配布しませんのでご注意ください。

★チェックポイント(CP)の設定があるところでは、制限時間までにそこを出発しないとタイムオーバーによるリタイアとなります。リタイア扱いとなった場合は、スタッフの指示に従って行動してください。

★スタート時刻はエントリー時の希望で決められますが、集中する時間帯はある程度分散させるために調整させていただき、10分程度希望時刻からずれてしまう場合もあります。
グループでの参加の場合でもスタート時刻がわかれる場合もありますが、その場合もそれぞれの決められた時刻にスタートしていただきます。予めご了承ください。

★ エントリー時にご自分で指定したルートやスタート希望時間などはエントリー後の変更は一切できません。またエントリー後の参加者都合によるキャンセルの場合もエントリーフィーの返金は一切できません。

以上がThe PEAKSの主なルールです。
これ以外に、各ラウンド毎に、そのラウンド独自のルールが追加になる場合もありますので、必ずエントリー時にご確認ください。

繰り返しますが、The PEAKSは完全自己責任・自己対応での個人ライドという考え方ではブルベに近いイベントですので、その点を予め理解した上でエントリーするようにお願いします。(普通のロングライドイベントの気分では参加しないようお願いします。)

他のロングライドイベントのように、練習や身体作りや機材整備ができない方でも完走できるような甘いイベントではありません。
「頑張ってみんなで完走しましょう」などと言うつもりはありません。どんどんリタイヤしてください。
登りと下りの繰り返しばかりのライドになるので、特に下りではバイクコントロール技術が未熟だと、ブレーキングを多用しすぎることで握力の低下による事故の危険性もあるイベントです。
全コース完走ではなく、途中までの走破を目標とすることはかまいませんが、未熟なライド技術で他の参加者の迷惑になるようなライドをする方は参加を見合わせてください。

「気力、体力、技術力」の全てをぶつけて臨む日本最高峰の山岳ロングライドチャレンジです。

みなさんと一緒に作っていくThe PEAKS、この成功は皆様にかかっていると言っても過言ではありません。

真の強者を証明する最強にして最悪のイベントであることを理解し、それでこそと心震わせるチャレンジャーの方の参加をお待ちしています。

 

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