DEATH RIDE 2010悶絶参戦レポート③ 豪快な下りのあとの長い登り、セカンドパスに突入
手短にトイレだけ済ませて、すぐにレストポイントを後にする。ここからは今下ってきた坂を逆に延々と登っていくことになる。
今までいろいろなロングライドに出てきたが、延々と下ったところをすぐさままた登って戻る、というパターンははじめてである。正直かなりの距離を下ってきたので、そこを登るのか、と思うとけっこう辛い。
スタート当初は5度前後の勾配の坂で幸せなのだが、少しづつ8度前後の斜面が増えていきだすと、さすがにファーストパスの登りからまだあまり時間が経っていないこともあって、心拍も上がっていき、疲れがでてくる。空はすっかり日が昇って日射しが暑くなってきている。ここの登りは見通しがいいだけに、はるか先の上のほうにこれから向かうコースが見えるのだ。
登りに弱い自分にとっては、これって気分的にはあまりよくなかったりする・・・。コースはとにかくフラットになることもましてや一時的に下りになることもなくひたすら5~10度の登りが容赦なく続く。
登っても登っても容赦なく続く坂
途中半分位登ったところにWater Stop(水補給所)があり、威勢のいいお兄ちゃん達が大声のかけ声をかけながら、登ってくるライダーからボトルを受け取り、水を補給して渡していく。ここでやっと小休止。
ここを過ぎるとあとは頂上までは補給/休憩所はない。振り返ると遙か眼下に今まで自分が登ってきた道が小さく続いているのが見える。まさに「ホントに登ってきたなー」という感じ。
登り初めて2時間20分、予定よりかなりかかってしまったが9:50やっとまたMoniterPassトップのレストポイントに到着。ホントに長い登りだった・・・。
はるか遠くに登ってきた道が見える
望遠で拡大するとこんな感じ
ここで膝痛のtattsがスタッフにリタイヤを宣言し、スタート地点まで搬送してもらうことにして、残った私とCharamoの2人でこの先のサードパスを目指すことになる。リーダーがいなくなってしまうことはすごく残念だが仕方ない。
少し休んでから立て続けの2回のヒルクライムに疲れた身体で、Moniter Passからの下りに突入。10分ちょっとで一気に12kmを下って再び分岐点に戻る。
ここからスタート地点とは反対の左側に折れ、最難関のEbbetts Passに向かうサードパスへのルートに突入。
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