デスライド2011「リベンジ」参戦レポート!⑥ 問題の「壁」サードパスと昨年あきらめたフォースパスへ
ここからがサードパスの難関がやってくる。
分岐点からはやや下り基調で川沿いのコースが続いていく。途中まだ準備中のランチステーションを横目に見ながらいよいよサードパスの登りへと差し掛かっていく。このサードパスはデスライドのコース中、一番厳しい10度オーバー斜度区間がボコボコとある区間で、5度くらいの斜度のところを走ってていくと急に壁の様にキツイ角度の坂が壁のように見えてくるハートブレイクな難関だ。
ここまで2発の登りの疲労は昨年ほどは溜まっていないし、スタート時間を早くしたので時間的な余裕はまだあるものの、やはりキツイものはキツイ!
黙々と登りを消化していきサードパス途中にあるレストストップに到着。去年はここからサードパス頂上までの間に水分が足りなくなってしまったので、ここでしっかり水分をボトル2本に補給。tattsがレストストップ前を通り過ぎたのを見つけてすぐにおいかける。mikawayaはどうやら遅れているようだ。
あいかわらず涼しい風が吹いてくれてはいるが日差しも強くなってきている。持病の膝痛が出てきてキツそうなtattsと一緒にサードパスを時折休憩を交えながら上がっていく。途中で会ったcharamoも少し前を軽いギアをクルクル回しながらマイペースで昇っていってる。
できればなんとか11時か11時半までには頂上につきたかったのだが、残念なことに今年もこのサードパスの登りは随所に出現する10度オーバーの壁に予想以上に時間がかかってしまい、12時ちょうどにエベッツパスに到着。ここで3つめのステッカーをゲットする。
サードパスも速攻でクリアした223
しかしここでゆっくり休憩している時間はない。
ここから反対側に約9km下ってそこから折り返してまたここに昇ってくるのがフォースパスだ。デスライドの5つの登りの中で一番距離が短い登りなのだが10度くらいの斜度のきつい箇所が中盤や終盤にあり、試走したときにも中々登りごたえがあったので、すでに3発ののぼりで疲れている身体にとっては決してラクとは言えない。多くのライダー達が昇ってくる中を一気に下まで下っていく。
下っている途中、ちょうど中間地点くらいで登りの休憩をしているJoy56を発見。すでにサードパスの登り途中で遭遇した223に次ぐ2番手が彼であった。一気に下って4つめのステッカーをゲットしてトイレに行こうとしたがすごい長蛇の列で挫折。列の前のほうに並んでいるcharamoに挨拶してトイレをあきらめてすぐに折り返しの登りに突入。
ここから折り返してフォースパス9kmの登りが始まる
さすがに4発目ともなるとパワーが出ないが、この登りを1時間半でクリアしないとエベッツパス頂上の2時のカットオフタイムに間に合わないのでもはや時間の猶予はない。自分のペースから考えるとギリギリである。
ここからが正念場、あいかわらずのマイペースだが少しずつ休憩を入れながらなんとか2時7分前にフォースパスをクリアしてエベッツパス頂上に戻れた。途中撮影休憩中に抜いていったcharamoは見当たらないのでどうやら先に行ったようだ。
ほぼ一緒に上がってきたtattsと、あとはフォースパスを昇っている最中に反対側を下ってきたmikawayaがしばらくあとにいるだけだ。
スポンサードリンク